<html><head><meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"><title>無効な批評語 [1/2]：芸術性理論研究室 metaforce iconoclasm</title></head><body bgcolor=#FFFFFF background=bg.jpg text=#303030 link=#303030 vlink=#505050><font size=2><a name=top></a><div align=center><strong>芸術性理論研究室<br><font size=3 color=#646f76>M<font color=#667077>e</font><font color=#677279>t</font><font color=#68757c>a</font><font color=#60777e>f</font><font color=#717b82>o</font><font color=#747e85>r</font><font color=#7a8389>c</font><font color=#80898f>e</font><font color=#889096> I</font><font color=#8e9698>c</font><font color=#959da1>o</font><font color=#9ea5a9>n</font><font color=#a7adb1>o</font><font color=#b0b6b9>c</font><font color=#b6bcbf>l</font><font color=#bdc2c5>a</font><font color=#c7c8ce>s</font><font color=#d6d9da>m</font></font></strong></div><div align=center><font size=1>[<a href=../index.html>HOME</a>]<br>&or;<!--#include file="./2007.txt" --><br>[コラム] 09.30.2007</font></div><div><font size=1>─</font><br><strong><font size=3 color=#12123d>無効な批評語 [1/2]</font></div><div align=right><font color=#351923>ayanori [高岡 礼典]</font></strong><br><font size=1>─</font></div><div align=center><font size=1>【 頁：1：<a href=093007-2.htm> 2 </a> 】</font></div><font color=#12123d><p>　おそらく研究至上にある方々は、哲学書の類を読みこなせていません。応用という制作力・読解力なくして、人は未知の対象を、そこから理解することができず、「何が新しく、何がラディカルなのか」読み取れないためです。既知のものへ当てはめた未知は、最早未知自体ではなく、既知の異文でしかありません。教養は必ずしも独自性を知るための必要条件ではないということです。そこで訓詁学者や衒学者らと出会うと、「ひとつ覚えたら、ひとつを忘れてしまう」かのような振る舞いに落胆してしまいます。「あなたは一体、何のためにそれを研究しているのですか」と揶揄と混乱で閉口してしまう場面は、若い学生の方々のほうが多く経験していることでしょう。</p><p>　たとえばインターネットを「新しい技術・道具」として受け取ってしまった世代の方々は、無理解・無自問が「無礼」として顕著に表れることが多いと思います。それがその方々達にとって、聞き慣れない名称であったとしても、あるいは、顔の見えない匿名関係であったとしても、「ネット」は『人と人の社会』であり、「メール」は『手紙』であり、「BBS」は『筆談』であることに変わりなどないにもかかわらず、『手紙の書き方』や『初対面のアプローチ』がままならないことは、裏切るほうが稀であるという状況のはずです。そのような方とは「初めから世界中のすべての人々があなたを知っているわけではなく、あなたがあなたの位置・ポストを維持できるのは、あなたを知っている人が集まる狭いグループの中だけのこと」と教え諭す手順を踏まなければ、人と人とのコミュニケーションは行なえないように思えます。がしかし、いつまでも初歩的なミスをおかしてしまう姿を見てしまうと、価値・意味概念なく、子供のように行為だけを真似て何十年も生きてきたのかと思えてしまい、会話の行方に徒労が予測でき、そんな気も消えてしまいます。</p><p>&gt;&gt;<a href=093007-2.htm>次頁へ進む</a></p></font><font size=1><div align=center>【 頁：1：<a href=093007-2.htm> 2 </a> 】</div><!--#include file="./footer.txt" --></body></html>